喜ばれるプレゼントの渡し方

贈り物が決まったら、次は贈り方を考えましょう。
ちょっとしたプレゼントであれば、そこまで凝った演出は必要ありませんが
誕生日などのお祝いや記念日など、せっかくなら贈り方についても考えてみてはいかがでしょうか。
「ロケーション」と「シチュエーション」、「タイミング」に気をつけて渡せば、ぐっと素敵な贈り物になりますよ。
思い出の場所で渡す、夜景のきれいな場所で渡す、相手が行きたがっていた場所で渡す、など「ロケーション」は大切です。
次に喜ばれる贈り方の「シチュエーション」ですが、隠しておいて探してもらったり、お店に頼んでサプライズをしてもらったり、普段は言えないようなことが沢山詰まった手紙を添えるのもひとつです。
最後に「タイミング」ですが、これが一番重要です。
予め贈ることを大々的に伝えておくのではなく、ある程度、焦らして渡すのがよいでしょう。
そうすれば、例え普段と変わらない日常で渡したとしても、思い出になる贈り物となるでしょう。
せっかくの贈り物、相手にとっても自分にとっても良いものにしたいですね。

男性向け喜ばれるプレゼント

男性への贈り物は女性とは違った意味で難しいです。
女性の場合、贈りたいものは沢山あるけれど、好みと合わないかもしれないということです。
しかし、男性の場合には何をあげて良いかわからないということが多いのです。
男性への贈り物は、彼のタイプに合わせてイメージを膨らませるとよいでしょう。
例えば、仕事を頑張っている彼には仕事に使うものが良いでしょう。
営業マンの彼にはボールペンやマネークリップ、カフスボタンなどが喜ばれます。
趣味に打ち込んでいる彼には、趣味で使えるものを贈りましょう。
ゴルフ好きにはゴルフマーカーやゴルフボール、お料理好きの彼にはキッチン雑貨やオシャレなエプロンなどはいかがでしょうか。
また、直接使うものでなくても、車好きの彼に車モチーフのものなどもよいでしょう。
彼の好きなキャラクターやコレクションしているものを贈ったり、普段寝起きの悪い彼に目覚まし時計を贈ったりするのも素敵です。
女性と比べて、男性は消耗品より実用的なもののほうが喜ばれる傾向にあるようです。

女性向け喜ばれるプレゼント

女性への贈り物、とても難しいですよね。
どんな贈り物が喜ばれるのでしょうか。
それでは、反対にどのような贈り物がもらって困るか考えてみましょう。

まず、洋服や靴などサイズや好みが強いものは避けたほうがよいでしょう。
同様に、化粧品や香水なども女性の嗜好と合わないことがあります。
これらをプレゼントで贈りたい場合には、女性と一緒にでかけて気に入ったものを贈るのが良いでしょう。

次に相手との関係性です。
お付き合いしている彼女や家族であれば、記念として残る品物が喜ばれます。
逆にバレンタインデーのお返しなど、それ以外の方々には消耗品の方が喜ばれるのです。

特に女性に喜ばれる贈り物は相手らしさを出したオリジナリティが大切です。
例えば、手荒れの多い美容師さんにはハンドクリームを贈ったり、外出の多い営業の子にはエネループのカイロを贈るなど
相手のことを想って選んだものだと伝わることが大切です。

オー・ヘンリー「賢者の贈物」

プレゼントをテーマにした有名な短編小説に、オー・ヘンリーの「賢者の贈物」があります。ここではこの物語を紹介します。
ジェイムズ・ディリンガム・ヤング夫妻は貧乏でした。明日はクリスマスだというのに、お互いのプレゼントを買う金さえありませんでした。 そこで妻のデラは、自分の美しい長い髪を20ドルで売り、その金で、夫ジムご自慢の金時計に付けるプラチナの時計鎖を、夫へのクリスマスプレゼントとして買いました。
家に帰ってジムを待っていると、しばらくして帰ってきたジムは、デラの髪を見て呆然とします。そしてようやく、彼女へのクリスマスプレゼントをテーブルにほうり投げます。デラがそれを開けると、中にはデラがずっと欲しがっていた鼈甲の櫛のセットが入っていました。
デラは泣きますが、やっとの思いで立ち直り、自分が買ったプレゼント、時計鎖をジムに渡します。しかし、それを見てジムはこう言いました。「プレゼントはもうしまっておこう。時計は櫛を買うために売ってしまったんだ。」
――一見無駄になってしまったかに見える二人のプレゼント。しかし実はそれらが、お互いにとって最も喜ばしいプレゼントだったと言えるのかもしれません。オー・ヘンリー傑作中の傑作です。

手作りのプレゼント

心のこもった手作りのプレゼントは、贈る側も受け取る側も嬉しい気持ちになるものです。特に子どもが作った手作りプレゼントは無条件で喜ばれるものでしょう。似顔絵、お菓子、手芸品、工作物など、どんなものでも贈られた側は心が癒されます。
大人が手作りの品をプレゼントする場合はそのように簡単には行きませんが、気心が知れていて喜んでもらえることが分かっている相手にはもちろん良いでしょう。
そうでない場合には、この人に果たして手作りの品を贈って良いものかどうか、不安になる時もあると思います。そのような時は、プレゼントに添えるカードに工夫を凝らして手作り感を出すなどはどうでしょうか。例えば、和紙に押し花をして季節感を出したり、旅先で買ったシールや包装紙などを貼って旅行の雰囲気を演出したり、パソコンで凝ったデザインを自分で作成したり、色々な工夫ができます。
また、ラッピングに趣向を凝らすというのも一つの手です。最近では色とりどりの包装紙やリボンが売られていますので、工夫次第で自分のセンスをうまく相手に伝えることができます。

相手の立場に立って

プレゼントを選ぶ際の基本は、相手が喜ぶものを選ぶということです。往々にして人は、自分が食べておいしかった食べ物、自分が気に入ったファッショングッズ、自分が読んで面白かった本、自分が聴いて良かったCDなどを贈りたがりますが、相手が自分と同じ感性であるとは限りません。それよりも、相手の立場に立って、相手の好みを充分考えてプレゼントを贈れば、きっと喜ばれます。
また、相手の状況を知っておくことも必要です。例えば、入学祝を贈るときに、親とよく相談しないで贈ってしまい、ランドセルがダブってしまったり、学校で禁止されているキャラクターの文房具だったりすると、もったいないことになります。また例えば、外国人に、その国ではタブーとされている食物などを贈ってしまっても迷惑でしょう。
欲しいものが無いという方には、現金や商品券、旅行券などを贈るのも一つの手だと思います。一見味気ないように思えますが、相手の立場に立つことを基本に考えると、そのほうが喜ばれるならそれも良いのではないでしょうか。

友人の結婚祝いに喜ばれるプレゼント

結婚する友人に贈るプレゼントはTPOが求められます。普段からあまり付き合いのない友人には、お祝い事だからといってプレゼントを贈ると、趣味が合わずに使ってもらえないこともあります。結婚祝いは、自分の個性を主張するのではなく、新婚で新しいスタートに立つ人の生活を応援するためのものですから、プレゼントとはいえ、趣味性の強いものは避け、タオルやリネン類など、実用品を贈るのが無難です。

親しい友人の結婚祝いにプレゼントを贈る場合は、相手の趣味もよくわかるもの。「紅茶好きのあの人には、前から欲しいと言っていたフランス製のティーポットと紅茶カップのセットを贈ろう。」などと考えて揚げることができますね。

結婚祝いに限っては、黙って用意して相手を驚かすのではなく、あらかじめ欲しいものを聞いておくことはマナー違反になりません。「結婚祝いを贈りたいのだけれど何かいい?」と、はっきりたずねてみましょう。その場合、結婚する友人と親しかった仲間が数人いるのであれば、ある程度まとまった金額で立派なプレゼントを贈ることができますね。欲しいと思っていたエスプレッソマシンがあるんだけど、などとヒントをもらってプレゼントすれば、新婚家庭で使うたびにあなたのことを思い出してくれることでしょう。

恋人に贈ると喜ばれるプレゼント

恋人に贈ると喜ばれるプレゼントは何でしょう。相手に今何が欲しいかさりげなく聞き出せれば、ピントはずれのプレゼントを贈らなくて済みますね。でも、相手が欲しいものが高価な場合、予算が限られている場合は無理なこともあるでしょう。ですから、「プレゼントしたいんだけど何が欲しい?」とダイレクトに尋ねるのではなく、「あればいいな~って思うものって何?」などと、日常会話の中でさりげなく聞き出しておけば参考になりますね。もし予算オーバーで買えない場合でも、相手をガッカリさせなくて済みます。

合わなければ難易度が高いのは衣料品です。センスが求められますし、サイズが合わなければ着てもらえません。服以外の手袋や帽子などのファッション小物やインテリア用品などが、喜ばれるし使ってもらえる確率が高いプレゼントです。

恋人との関係を深めるのに役立つプレゼントは下着です。2人の関係に合わせて大胆なデザインのものを選べば、プレゼントを開けた時の会話も盛り上がりそうですね。

下着だけでなく、フレグランスも恋人に喜ばれるプレゼントですよ。オーデコロンは使わないんじゃないかな?と心配でも、ボディシャンプーやボディローションなら使ってくれそうですね。2人の関係をより親密にするプレゼントとしてお勧めです。

入院中に喜ばれるプレゼント

入院中に贈ると喜ばれるプレゼントは何でしょうか。入院している人をお見舞いする時は、気の効いたプレゼントを選びたいものですよね。

骨折をして寝ている若い人なら、退屈をまぎらわすことができることを考えてあげましょう。パズルやクイズなどの雑誌や推理小説など喜ばれます。

病気で体力が落ちている人にプレゼントを贈る時は、あらかじめ相手の体調を家族の人に確認しておきましょう。花はお見舞いの定番ですが、病室が狭いと邪魔になったり、花の匂いが病人にとってつらいこともあるので、お見舞いなら花が一番と決めつけない方が良いでしょう。

病室は殺風景になりがちです。明るい色のポスターやカレンダーは、部屋を明るく見せてくれるので病人に元気を与えてくれます。壁に傷をつけないで使えるポスター用のシールと一緒にお見舞いに持って行けば喜ばれそうですね。

入院患者本人だけでなく、付添いの家族へのプレゼントも喜ばれるものです。「これはあなたへのプレゼント」といって、かわいくラッピングしたスィーツを贈れば喜ばれることでしょう。このように、入院中のプレゼントで大切なのは相手の立場に立って考えることです。

世代別のプレゼント

子どもが喜ぶプレゼントは年代によって異なります。ゲーム機やゲームソフトは年代を問わず人気ですが、小学生にはキャラクターグッズも人気があります。中学生になると、パソコンや音楽を聴くための家電製品に人気が移っていきます。
成人男性には、お酒が人気があります。いつも好んでる銘柄もいいですが、少しリッチなものも喜ばれます。ただし、体調によっては貰っても飲めないこともあるので注意しましょう。それに続き、第一線で活躍している世代はネクタイも好まれます。それ以降の世代は商品券などの金券類があがっています。
女性はすべての世代で、花束が喜ばれます。女性はいくつになっても花が好きなようです。次いでお母さん世代はおいしい食事や旅行が人気で、少し家事をお休みしたいという意識の表れとも思えます。それ以降の世代は男性と同じ、金券類があがっています。
世代に関係なく、相手が自分を思ってくれるというのはうれしいものです。手紙やカードなど、言葉を添えるといいですね。